20　審判　Judgement

20　審判　JUDGEMENT

　

「最後の審判」という作品はルネサンス期の芸術家ミケランジェロの代表作。

「最後の審判」には400名以上の人物が描かれおり、

イエス・キリストが死者に裁きを下しており、

天国へと昇天していく人々、地獄へと堕ちていく人々が描写されています。

キリスト教では死んだら、審判を受けて、天国へいくか地獄へ堕ちるか決められるのです。

ライダー版の天使は、マリアへの受胎告告知をした大天使ガブリエルです。

タロットカード２０番目のカード「最後の審判」で、ラッパを吹いているのはの

神の意思を伝えるとされる大天使ガブリエルです。

天国か地獄に決められる基準は生きていた時にいいことをしたか、しなかったかということ。

いいことをしていた人は生まれ変わることができます。

人々には平等に死が与えられます。

しかし、肉体は死んでも、魂は生きていくのです。

それを表したのがこの審判のカードです。

過去にこだわらず、新しいスタートを始める。

自分のしたきたことをを認められたい。

よみがえる、復活、復縁。

などを意味します。

状況は良くなっていくことを表しています。

魂はずっと受け継いでいかれるといわれます。

ですから

「今を生きる」ということが後世に引き継がれていく魂なのです。

過去にとらわれず、今を大事にすることが大切だとこのカードは伝えているのではないでしょうか。